構築詳細(SDテキスト)
Moltres @ Cheri Berry
IVs: 2 Atk / 30 SpA
EVs: 134 HP / 12 Def / 128 SpA / 236 Spe
Ability: Pressure
Level: 50
Timid Nature
- Flamethrower
- Roar
- Will-O-Wisp
- Morning Sun
Wobbuffet (F) @ Mago Berry
IVs: 0 Atk
EVs: 202 HP / 252 Def / 44 SpD / 12 Spe
Ability: Shadow Tag
Level: 50
Shiny: Yes
Bold Nature
- Counter
- Mirror Coat
- Encore
- Destiny Bond
Metagross @ Sitrus Berry
EVs: 188 HP / 94 Atk / 4 Def / 4 SpD / 220 Spe
Ability: Clear Body
Level: 50
Shiny: Yes
Adamant Nature
- Meteor Mash
- Earthquake
- Rock Slide
- Explosion
Jolteon (M) @ Lum Berry
IVs: 2 Atk / 30 Def
EVs: 6 HP / 252 SpA / 252 Spe
Ability: Volt Absorb
Level: 50
Shiny: Yes
Timid Nature
- Thunderbolt
- Hidden Power [Ice]
- Thunder Wave
- Roar
Heracross (M) @ Choice Band
IVs: 30 HP / 30 Atk / 30 Def / 30 SpA / 30 SpD
EVs: 10 HP / 248 Atk / 252 Spe
Ability: Guts
Level: 50
Shiny: Yes
Jolly Nature
- Megahorn
- Brick Break
- Rock Slide
- Hidden Power [Flying]
Swampert (M) @ Salac Berry
EVs: 60 HP / 38 Def / 148 SpA / 12 SpD / 252 Spe
Ability: Torrent
Level: 50
Shiny: Yes
Timid Nature
- Hydro Pump
- Earthquake
- Ice Beam
- Endeavor
調整は基本的にどっかからの拾い物です
キャラ別雑感
昔は鬱病すぎるほど乱数調整の難易度が高いということで有名だったファイヤーですが、本当につい最近の開拓により乱数調整の難易度がめちゃくちゃ易化しました(とはいってもまだ若干の運要素が絡みますが)
自分も最近控えめの個体を2種類成功させたのでそれを使おうと思っていたのですが、対ヘラクロスへの不安が若干あったため(最速だった場合上から雪崩されて負ける)前から持ってた臆病個体を使用。めざ草個体なのにめざ草を採用してないのはそのためです。
めざ草の代わりに吠えるを採用しています。これがあれば、「カビゴンに鬼火を入れたはいいものの、呪い眠るで強引に突っ張られた」というよくある問題を解決できます。
持ち物に関してですが、カビゴンの伸し掛かりを被弾する回数がとても多くなる関係上、クラボのみが一番適してると思いました。
ちなみに選出率は8戦中1回だけでした・・・。スイクンとサンダーが思ったより多く、ビビッて選出できませんでした(スイクンが特にきつかった)
調整の時は結構選出できたので、スイクンがいなければもっと出せたかも。
1年半くらい前(ファイヤーの理想個体乱数の成功者が出た時くらい)からファイヤーと相性がいいポケモンが何かを度々考えていましたが、ソーナンスが結構相性良いのではないかと思いました。
例えばカビゴンに鬼火を入れた際、呪いを見てから交代すればアンコールで安全に火傷ダメージで倒すことができるし、そのまま裏のポケモンごと1体強制的に持っていけます。その際ヘラクロスが来たらメガホーン読みでファイヤーにまた引けばいいし、仮に読まれて拘り雪崩を打たれたとしても死に出しでカウンター打てばしばけます。
持ち物は混乱木の実を持たせましたが・・・食べ残しの枠が余っていたため食べ残しのほうがいいかなと思います。
選出率は0回でしたが、相手にもソーナンスを出させないという唯一無二の個性を発揮したため問題ないでしょう(調整の時は結構使いました)
イケメン枠
電気タイプのポケモンはこのゲームの構築を組むにあたってカビゴンの次に重要だと思っており、サンダース、サンダー、ライコウの3種から選ばなければなりません。
ファイヤーを採用している都合上相手の電気がきついので、まず安定しないサンダーを採用する線は消えます。
残ったライコウとサンダースは両方ともパーティーに欲しい長所を備えており、本当に悩みました。
悩んだ末、電気無効・一番速い(しかもカムラ発動後ラグラージも抜ける)・相手のライコウとサンダーにも有利が取れるということでサンダースを採用するに至りました。
実際、「今の場面ライコウだったら倒せてたなぁ」という場面はチラホラありましたが、今回増えるであろうラグラージを処理できる(鉢巻ヘラクロスで削った後に、カムラのみを発動されても上からめざ氷で残りHPを削り切れる)、ジュカイン等の絶妙に速いポケモンに起点にされない(オフでは当たりませんでしたが、調整の際に使われました)などライコウにない強みを生かせる場面もありました。
また、この構築はサンダーが非常に面倒くさいのでめちゃくちゃ選出されるのですが、そのサンダーに対してめちゃくちゃ強く、ほとんどのサンダーをこのポケモンが刈り取ってくれました。
僕の予選ブロックには影分身バトンサンダーを使う不届きものが2人もいたのですが、吠えるで安全に流せました。
また、持ち物をラムのみにしたおかげで電磁波サンダーにも強く出れたし、最後の決勝も威張るサンダーと相対しましたがこれもラムのみだったため有利展開を維持できました。
クラボのみではなくラムのみにしたのはファイヤーにクラボのみを渡したから・・・という理由もありますが、調整の際謎の鬼火ジュペッタに火傷させられて負けてしまったことがあったのでクラボではなくラムにしました。
実際この変更はかなり活きており、前述のサンダーもそうですがスイクンの冷凍ビームで凍結したもののラムを持たせていたおかげで助かった、ということが予選でありました。
今回の大会上位4人が使用してた今一番影が濃いポケモン。
実際、去年のオフでも使用率が高く今回も多くなるのでは?と思っていたら案の定大増殖していた(多分自分だけではなく、大勢の人が予想していたことだとは思いますが・・・)
めざめるパワーに関してですが・・・
つい最近までゴーストを採用していました。しかし、ここ一年くらいヘラクロスを使っていましたが本当に打つ機会がなかったです。
それどころか仮にこれでカビゴンの交代読みで頑張ってゲンガーに当てても、そこからまたカビゴンが出てきて呪いの起点にされてしまうのでは・・・と思ったくらいです。
実際ゲンガーにはめざめるパワーより岩雪崩を打つ機会のほうが多かった気がする。
そんなわけで、今回はミラーに強い飛行を採用してみました。これが結構役に立ち、先ほど述べた通りヘラクロスが大量にいたため自信をもって選出することができました。また、ヘラクロスミラーは「初手ミラーか・・・相手の型がわからないけど鉢巻雪崩は受けたくないし交代も安易にできない・・・」ということがありがちだったため、ミラーのめざ飛行は通りやすいんじゃないかと思いました。
実際、本選で初手ヘラクロスミラーが起こったのですが先制でめざめるパワーが通り、その後の展開ごと持ってけたので正しい判断だったと思います。
僕は陽気ヘラクロスがあまり好きではなく、最初は意地っ張りで使おうとしていましたが熱血講師のC.Bさん(仮名)が「陽気じゃないと意味ないだろ。56すぞ4ね」と熱血指導してくれたので、陽気で使うことにしました。
このアドバイスに従ったのは大正解でした。ヘラクロスミラーだけではなく、スイクンにも上をとってる可能性が高くなるため精神的負担も少なかったです。
デメリットとしてはオボン持ちでBS振りと思われるゲンガーを岩雪崩2発で倒せなかったことくらいですが、それ以外ではとくに火力面でデメリットを感じませんでした。
補完枠。最初はこの枠はカビゴンでした。
サンダースに対電気を任せっきりにすると過労死するのではという不安があり、急遽(オフ会2日前くらい)投入。
問題は多くの型が使われるこのポケモンをどの型で採用するかということでしたが
色々漁っているとよさげなラグラージを発見
【保存版】GBA 183ラグラージ(自信作) - トキワのミドリ - しゃわのポケモン記 -
カビゴンだときついヘラクロス、ファイヤー、メタグロス等にも強く出れそうだったためこの型に決めました。
めざ草サンダーには負けてしまいますが、その他のサンダーやライコウ、サンダースには強く出れました。
また、副産物として対ボーマンダにも役立ちました。
その他自分語りとか
使用構築に関してですが、最初は前回使ったプテラ入りを使おうかと考えていました。
しかし、最近対戦していたら思ったよりも勝率が良くなく、やっぱり使うのはやめました。
その代わりにファイヤー入りを使ってみたら意外としっくりきたため、そのまま試合を回し改良を続け、今の構築になりました。
サンダーとスイクンがめんどくさく、特にスイクンは必ずと言っていいほど選出されました。
ファイヤーの選出機会は決勝だけではありましたが、鬼火と朝の陽ざしで活躍するファイヤーをスクリーンに映せてよかったです。
最後に
今回の大会結果は非常に良く、予選全勝、そして本選も順調に勝ち進み見事優勝することができました。
マッチング運、試合内容の上振れこそあれど結果が残せて本当にうれしいです。
思えば、ここ一年くらいGBA対戦を真剣にやってきました。
去年のオフ会では結果を残すことができず、そこから3世代のオンライン対戦をひたすらやり続け、動画も撮って見返して立ち回りの改善点を探したりもしました。僕が実況スタイルで動画を撮り始めた理由の一つとして、その時自分が何を考えて行動を選んでいるかがわかりやすくなるから、というのがあります。ポケモン対戦では結果論で試合を反省しちゃうことが結構あるため、実際これは効果があったと思います。
あとは周りの環境が良かったです。対戦数を重ねられたのもオンライン対戦の相手がいたからだし(しかもありがたいことに最近増えている)、僕の対戦をみてダメ出しをしてくれる人が何人かいたので、立ち回りの改善もしやすかったですね。
今回使ったポケモンはいくつか貰い物が混じってるのもあり、今回の優勝はいろいろな人の協力のおかげだと本気で思っています。本当にありがとうございました。
おわり